ニュース：2011年11月16日

ストラタスとタンベルグデータ、ftServerとRDX QuikStationの動作検証を完了
～パスの二重化による高信頼性バックアップ環境の実現～

2011年11月16日（東京）発日本ストラタステクノロジー株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長飯田晴祥、以下：ストラタス）と、タンベルグデータ株式会社（東京都渋谷区、代表取締役松澤正芳、以下：タンベルグデータ）は、本日、ストラタスの「ftServer（R）」ファミリ用のバックアップ製品として、「RDX（R） QuikStation（TM）」の動作検証を完了しました。RDX QuikStationは、ストラタスおよびタンベルグデータの販売代理店よりご提供いたします。

タンベルグデータ社のRDX QuikStation製品は、RDXドライブを8台搭載している装置です。RDXとはRemovable Disk Exchangeの略で、業界標準のバックアップ用リムーバブルストレージ製品です。

RDXはテープの利点（信頼性、可用性、長期保管）とディスクの利点（高性能、即時アクセス、簡単でシンプル）がひとつになったテクノロジーです。本体価格は39万9千円（カートリッジは別売）です。

従来のSCSIやSAS接続のバックアップ製品で運用する場合には、ftServerに直接接続して、フェイルオーバ時には手動で接続ケーブルを付け替えて運用する方法をとるか、もしくは別途バックアップサーバを構築して接続する必要がありました。

RDX QuikStationはiSCSI接続のため、特にインターフェースボードを追加することなく接続することができ、LANによる経路の二重化によって、万一、障害が発生してもデータの損失やパックアップ装置との切断が生じません。さらに、OSやバックアップソフトによっては、自動化された無停止のバックアップ環境を実現できます。

今回、Windows環境ではCA ARCserve（R） Backup、NetVault（R） Backup、Linux（R）環境ではNetVault Backupにて動作検証を行っております。

OS：Red Hat（R） Enterprise Linux（R） ver.5.5、バックアップソフト：NetVault Backup 8.3にて確認。

日本ストラタステクノロジーについて

ストラタステクノロジーは、ミッション・クリティカルなビジネスを99.9999パーセント以上の連続可用性で支援し続けることに注力し、高信頼性無停止型サーバ「ftServer」の製造・開発をはじめ、ftServerで培った高信頼性技術の結集による自律連続稼動を実現させた、無停止型仮想化ソフトウェア「Stratus（R） Avance（TM）ソフトウェア」を主体とした高信頼性ビジネスを展開しています。ストラタスは、お客様のビジネスを成功に導くアプリケーションに実績ある「Uptime Assurance」を提供します。ストラタスの堅牢で柔軟性のあるソフトウェアやハードウェアと、障害の予兆検知を行う高品質なテクニカル保守サービスの組み合わせで、世界各国のお客様の生活やビジネス、絶対に止めてはならない人命に関わるシステムをはじめ、あらゆる企業システムを障害から守ります。

詳細はウェブサイト：http://www.stratus.co.jpをご参照ください。