導入事例:北電情報システムサービス株式会社

北電情報システムサービス株式会社

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VoIP・通信構築事例

導入の進む企業向けIP電話システムを支える高信頼プラットフォーム

IPソリューション事業として新しく立ち上げたIP電話システムにftServerを採用。
高信頼性を前面に差別化を実現

北陸電力株式会社の子会社として、同社グループ企業向けにシステム機器の販売、開発で着実にノウハウをつけてきた北電情報システムサービス株式会社。

さらなる成長を目指して取り組んだ新規商材のIP電話システムをストラタスの無停止サーバftServerが支えます。

業務の課題 新規IPソリューション事業の発掘

厳しい競争市場とめまぐるしく変化する技術革新の中、企業の経営方針もさまざまな対応、変化が求められている。北電情報システムサービス株式会社は「グループで培った情報通信技術・ノウハウを活かし北陸の地域社会の発展に貢献する」という理念の下、次なる成長ステップに向け新たな経営方針を打ち立てる。

1987年に北陸電力株式会社の100%出資の子会社として設立された北電情報システムサービス株式会社は、設立当初は北陸電力グループを中心とした機器販売やリース、サポートを中心に事業展開を行ない、その後システム開発や各種情報処理のアウトソーシングを行ないながら成長を遂げてきた。そして2005年新しい経営方針を掲げる。主な内容は、顧客ターゲットのグループ企業からグループ外企業(まずは地元北陸地域、そして全国)への移行、および事業内容の絞込みであった。事業内容についてはこれまで蓄積してきた幅広いノウハウの中から、ビジネス・ソリューション、アウトソーシング・ソリューションを選択、さらに新規にネットワーク・ソリューションを加え、これら3つを事業の柱として提供していくことを決める。

こうした取組みの1つとして、地域的ビジネス活動の場となる富山県情報産業協会の実質的な幹事会社となり、富山県内の情報通信分野でいろいろな経済活動を実施し地域振興に努めている。最近のビッグイベントとしては県内の情報通信の展示会である「とやまITフェア」の運営、参加が挙げられる。

事業内容の面においては、ネットワーク・ソリューションへの取組みとして新しくIP電話システムの取扱いを開始する。「新しいネットワーク・ソリューションへ事業の軸足を移す流れの中では、自社で導入しながらノウハウを蓄積できるものが必要でした。それがIP電話でした」と語るのは同社IPソリューショングループ部長の高寺氏だ。支店やグループ企業、そして顧客とのコミュニケーションが多い日常業務の中で、通信料のコスト削減というユーザメリットの恩恵を受け、且つその利用がそのまま新しいビジネスのノウハウとして活用できるという点でIP電話は最適な商材であった。

プラットフォームの課題 IP電話~他社との差別化は高信頼性

IPソリューション事業の内容の検討を開始したのは2004年1月頃である。7月には北陸電力株式会社や北陸通信ネットワーク株式会社、立山科学グループとともに、「IPソリューション研究会」を立ち上げ、市場調査や営業戦略等を検討し、正式に事業として開始したのは2005年4月、社内でIPソリューショングループが組織された時となる。その間に多くの製品を比較検討し最終的に取扱い製品として選んだのがSIP:OFFICEであった。

同社IPソリューショングループ営業チーム課長内橋氏はこう語る。「当社は元々システム開発・運用を中心として発展してきた会社ですが、そのような会社が電話ビジネスに進出しようとした時、やはり電話そのものよりITを生かしたソリューションを武器にしようと考えたわけで、その観点で見た場合SIP:OFFICEという商品は電話以外の機能を持ち非常に当社の方向性に合致していたわけです」

まず検討開始後の2004年8月にSIP:OFFICEを導入し、その後10月に試験運用を開始する。

SIP:OFFICEの導入にあたっては、次の点にも考慮したという。「ひとつは当社がIP電話ビジネス後発であるため何らかの差別化を図った上で商品戦略・営業戦略を立てる必要があったということ、もうひとつは頻繁に利用される電話という特性を考えた時、高い信頼性を確保する必要があったということです」

そうして選ばれたSIP:OFFICEのプラットフォームがストラタスのftServerだった。

ストラタスのソリューション システムを止めない高信頼性

新しくIP電話ビジネスを始めるに当り、他社との差別化、高信頼性の両方の特徴を満たすものとしてftServerは最適であった。ハードウェアレベルで2重化されたftServerでは、ハードウェアに障害が発生しても瞬時にその障害コンポーネントを切り離し、残ったもう片方のコンポーネントが稼動し続けるので、システムはとまることなく稼動しつづける。一方同じ2重化でもディスクの2重化やクラスタリングシステムでは障害発生時に短い時間ではあるがシステムが停止する。その間電話の発信・受信はできない。「お客様へ製品を提供する以上、自信を持って勧められる製品を探していました」またIPソリューションとして追加システムを提供する際も、ftServerでは2重化であることを意識せず1台のサーバとして扱えるので、たとえ2重化の知識が十分なくても短い開発工数でシステムの提供が実現できるのである。この他様々な角度からSIP:OFFICE運用上の課題をクリアしていき、いよいよグループ向けセントレックスサービスを2005年4月に本格稼動する。

今後の展開 実績を築き上げ全国、そして海外へ

SIP:OFFICEを導入して1年半が経過したが何のトラブルも発生していない。

このことは単にトラブル対応作業がないということだけでなく、情報システム側にとって運用における精神的な負担を軽減させることにも貢献していると高寺氏は言う。

SIP:OFFICEのプラットフォームとして選んだftServerの信頼性がこれで証明できたわけである。

次なる課題は導入実績作りであるが、その後はIPソリューションの多様化としての品揃えの強化や市場展開(国内及び中国を中心とする海外展開)を検討中だ。

その場合でもftServerのもつ高信頼性は同社ソリューションのキーとなる。

SIP:OFFICEは株式会社日立インフォメーションテクノロジーの製品です。

グループ向けIPセントレックスサービス データフロー概念図

Interviewee
北電情報システムサービス株式会社
IPソリューショングループ
部長
高寺 政守
北電情報システムサービス株式会社
金融フロンティアグループ
IPソリューショングループ営業チーム
課長
内橋 慶成
Profile
  • 社名
    北電情報システムサービス株式会社
  • 本社
    富山市桜橋通り3番1号(富山電気ビル内)
  • 設立
    1987年4月1日
  • 資本金
    5,000万円
  • 事業内容

    システムの構築と保守・運用、及び機器販売、ASPサービス、データセンターサービス(ハウジング、ホスティング)、インターネットサービス、セキュリティーサービス、地理情報システム、その他

  • 従業員数
    242名(平成16年6月現在)
  • URL
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