ストラタス ftServer システムの部品に関する交換基準

ストラタス ftServer システムの部品に関する交換基準につきまして

ftServerシステムでは、主要なハードウェアコンポーネントは二重化されフォールトトレラントを実現しています。二重化されたハードウェア部品の片側に障害が発生しても、システム全体の稼動には影響を受けない様に設計されています。

また、個々のハードウェア部品の障害が検出された場合の動作として、ハードウェアコンポーネントがシステムから一時的に切り離された後に再二重化が実施される場合と、永続的にシステムから切り離される場合があります。

1. 一過性障害

ftServer の多くのハードウェア部品につきましては、ハードウェア内の自己診断機能を持っております。二重化稼働中にエラーが検出された場合、ハードウェアコンポーネントの切り離しが行われ、自己診断によるチェックが実施されます。一過性の障害でハードウェアの自己診断にて故障が検出されなかった場合は、 ftServer のシステムソフトウェア上で定義された MTBF (平均故障間隔)値が計算されます。計算された MTBF 値があらかじめ決められた閾値を超えていない場合、当該コンポーネントをシステムに再組み込みし、二重化運転を継続します。

2. 永続的にシステムから切り離される障害

ハードウェア内の自己診断にて故障が検出された場合、回復不可能なエラーと判断し当該コンポーネントをシステムより永続的に切り離します。また、自己診断で故障が検出されなかった場合でも、計算された MTBF 値があらかじめ決められた MTBF 閾値を超えた場合は、当該コンポーネントをシステムより永続的に切り離します。


上記より、基本的な弊社の交換基準と致しましては、障害が発生したハードウェアコンポーネントがシステムより永続的に切り離された場合に交換作業を実施しております。また、ハードウェアコンポーネントによっては MTBF 値が計算され、再二重化は実施されますが交換を促すステータスへ移行する場合もあり、その場合も当該コンポーネントの交換を実施します。


但し、被疑部品のエラーが著しく増加している場合や、特定の条件でのエラーの頻度が著しく高い場合には弊社側技術員の判断で予防保守をご提案させて頂く場合もございます。